現代（ヒョンデ）・起亜（キア）自動車は米自動車専門コンサルティング会社のオートパシフィックが１９日に発表した自動車満足度調査で、「２００９ライジングスター」に選ばれたと２０日に明らかにした。また現代自動車の「ジェネシス」と「ソナタ」、起亜自動車の「スポーテージ」が該当等級の最優秀車両に選ばれた。

オートパシフィックが昨年９月から１２月までに北米市場で新車を購入した顧客２万５０００人を対象に実施した今回の調査は、車両の品質に対する信頼度をはじめ、性能、安全性、快適さなど４８項目について消費者の満足度を総合した。

現代自動車の「ジェネシス」は準ラグジュアリー部門、「ソナタ」はプレミアム中型車部門、起亜自動車の「スポーテージ」は小型クロスオーバースポーツ用多目的車（ＳＵＶ）部門でそれぞれ最優秀車両に選ばれた。

現代自動車はまた、調査項目のうち４０項目で前年より目立って向上し、消費者満足度が今年最も飛躍したメーカーにも選ばれた。

このほかプレミアムラグジュアリー部門ではレクサスの「ＬＳ」、大型ラグジュアリー部門ではリンカーンの「タウンカー」、中型車部門ではフォードの「フュージョン」、スポーツカー部門ではポルシェ「９１１」などが選ばれた。オートパシフィックは１９８６年に設立され、デトロイトとロサンゼルスにそれぞれ本部を置いている。