北応援団のお面で議論…河泰慶「金日成連想」、青瓦台「金日成のお面に目を開けるか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.12 09:53
北朝鮮の応援団が10日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪女子アイスホッケー南北合同チームの試合の際に使った「男性のお面」と関連し与野党の攻防が加熱している。当時北朝鮮応援団は北朝鮮歌謡の『口笛』を歌いながらこのお面で顔を隠したが、これをあるインターネットメディアが「金日成(キム・イルソン)のお面をかぶって応援する北朝鮮応援団」という見出しで報道し議論が発生した。
これに対し「正しい政党」の河泰慶(ハ・テギョン)議員がフェイスブックに記事リンクをシェアして「文在寅(ムン・ジェイン)大統領をカモと考えていなければあり得ないこと」と主張した。これに対し統一部はすぐに資料を出し、「『金日成のお面』報道は誤った推定だ。該当のお面は北朝鮮の『美男のお面』」と釈明した。結局該当記事は11日明け方に削除され、該当メディアは「報道が事実ではないことが判明した」として謝罪文まで出した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者も記者らと会って「北側の文化上、金日成の写真を傷つける行為はありえないという。金日成のお面でないというのが北朝鮮の説明。応援団が移動するを止めて金正日(キム・ジョンイル)委員長と金大中(キム・デジュン)元大統領の握手の写真が掲示されているのを見て『印刷した』とかなんとか言うのに金日成のお面に目を開けるだろうか」と話した。「共に民主党」のペク・ヘリョン報道官は「依然として見苦しいけちをつけることと理念論争で応酬する野党の形態は玉に瑕だ。北朝鮮で最高尊厳とされる金日成主席の顔を応援道具に使うということは北朝鮮の体制と文化を考慮すれば絶対不可能なこと」と述べた。