韓国、米国の要求に従って外交政策を展開すればひどい目にあうかも(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.21 14:20
訪米と主要20カ国・地域(G20)首脳会議の出席を契機に約9カ月間にわたる首脳外交の空白を埋めた文在寅(ムン・ジェイン)大統領は帰国後、「我々には最も差し迫った韓半島(朝鮮半島)問題を解決する力が現実的にない」(7月11日閣僚会議)と述べた。厳しい外交戦場にデビューした率直な感想だった。
文大統領は日米中露など主要国首脳との会談を通して南北関係の回復に向けた主導権行使への意志を明らかにした。また、朴槿恵(パク・クネ)政府が選んだ制裁・圧迫一辺倒の対北朝鮮政策から抜け出すと宣言した。だが、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星-14型」挑発(7月4日)はこのような新政府の意欲に冷水を浴びせている。