朴次期大統領「特赦強行は権限の乱用」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.29 08:56
朴次期大統領が引き継ぎ委員や側近の口ではなく、自分の名前で青瓦台の立場に反対する意思を明らかにしたのは異例だ。朴次期大統領は大統領選挙で勝利した後、任期末の青瓦台に配慮するレベルで、声を高めたり外部行事を開いたりすることを自制してきた。朴次期大統領側は「まだ現職大統領の任期が残っている状況で声を高めるのは事理に背くと判断した」と説明した。
しかし最近、こうした「協定」が崩れるような雰囲気だ。4大河川の監査結果、タクシー法案に対する大統領の拒否権行使、李東洽(イ・ドンフブ)憲法裁判所長候補人事聴聞会などで新・旧権力間の隔たりが表出し、特使問題で正面衝突する姿を見せている。