海外流出文化財の半分以上は日本が所有(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.25 09:23
へムン僧侶は「仏の真身舎利と舍利具は信仰の対象であるためお金で売買する性質のものではない。お金を支払って買い取ったからといって所有権を取得したといえない」という論理で美術館側を説得し、舍利の返還について合意した。しかし文化財庁は「舍利だけ返してもらうのは悪い先例を残す可能性があるため、舍利具も同時に返してもらう必要がある」として拒否している。
文化連帯はフランス国立図書館が所蔵している外奎章閣図書を取り戻す運動を繰り広げている。丙寅洋擾(ビョンイニャンヨ)当時に略奪された文化財だ。1992年の韓仏首脳会談で返還が約束されたが、18年が過ぎた現在まで実現していない。