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【コラム】民主主義の幻想と資本主義の破廉恥=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.22 11:10
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ポピュリスト指導者が世の中の大部分を分けて自分側に引き寄せている間、そして彼らの権力が及ばない場所がますますなくなっている中で、市民は各自が属する小さい区域の中で自分の運命の主人として新たに生まれ変わる日が来るに違いないと漠然とした幻想を抱きながら生きている。そして真の世の中の主人のうち、相当部分を占めている財力家は、引き続き彼らの望むままに世界の進行方向を決定している。

彼らの一部は、持っているお金をどのように活用することが最善か一人では答えを探せない人々から預かったお金を、社会のためになるようなプロジェクトを行う者に投資することによって、すべての人の善のために仕事をしている。このような側面で、金融は世の中を良いものにしていくために有用だ。

 
ところがこれに反し、良心からはほど遠く、誰にとっても役に立たない上、ひどいときには社会に害を及ぼす者が、統制メカニズムをどのように作動させなければならないのか分からないため、さらに危険な投機活動に欲を出してその預金を使っている。歴史の中で何度も繰り返し経験してきたことだ。このような状況はいつも絶頂期に至った時、危機勃発で幕を下ろす。そして惨事の最終犠牲者は危機を引き起こした金融機関の人々ではなく、怪しい仲介人と金融機関を信じてお金を預けた貧しい会社員だ。

こうしたことは繰り返される。私たちは1929年と2007年のことは失敗であり、繰り返されはしないと信じているが、現実はすでに進行形だ。2007年に良心の欠片もない米国銀行員が、家を買いたければ多くの金を借りればよく、該当住宅の価値が上昇したおかげでローン償還が十分に可能になるという甘言で貧しく情報に明るくない会社員を誘惑した。その後のことは皆が知っている通りだ。サブプライムと呼ばれるローンは負債担保証券(CDO)という名前に細分化されて債券化され、金を貸した人々は大もうけして、金を借りた人々は破産することで終結した。

そして今日、それがそっくりそのまま繰り返されている。違うのは非上場米国企業が借金していることが問題の根源という点だ。これら企業は損失を挽回するために話にもならない収益を期待して融資を受けるが、その金額は企業価値が想像できる範囲以上に上昇した時に償還可能な水準だ。銀行と金融機関はこの融資を承認してからCLO(ローン担保証券)という名前で細分化して債権化し、世界金融システムに転売にしながら融資を清算している。また、評価機関は10年前と同じように危険千万な融資を何の問題もないかのように“包装”してくれる。原因も結果もその時のままだ。新たな危機が広がろうとしている。彼らが期待する株式上昇は起きるはずはなく、該当融資が償還されることはないだろう。

いくつかの関連数値を見てみよう。融資の半分は元金の5倍を上回る金額および変動金利で承認されている。危険加重要素だ。この融資の総額は2018年9月基準ですでに1兆3000億ドル(約144兆円)を記録した。これは過去に金融危機が勃発した当時のサブプライム総額の2倍に該当する金額だ。融資の半分以上がすでに債券化されて世界に転売された。2007年当時、全体ローンのうち非優良融資が55%に留まっていたことに比べ、今は61%が非優良融資だ。金を貸した人に対する保護も10年前よりはるかに粗末だ。

中央銀行がその借金をすべて背負い込み、残高を膨らませてやらない限り、危険を避けることはできないだろう。世界金融システムに対する信頼の崩壊が近づいている。狂症、破廉恥、投機。最悪の結果を生む陳腐な材料がそこ集まっている。国境を閉じて回ることによって自ら保護できるだろうと信じるのは、自力に頼って気候温暖化の影響から抜け出すことができると思っていることと同じくらい儚い考えだ。

この問題を解決するためには、企業が度を越す利益追求の危険性を認識して、他の人間と同じリズムで生きていくことに満足しなければならない。彼らが発揮した革新がこの程度の利益は得るに値するというのは誤った考えだ。収益は革新の結果であって革新を作る動力ではない。

奇異な瞬間でないわけがない。脆弱階層に属した市民は彼らが直面した問題と枝葉的な憂いに関心を傾けてほしいと正当な要求をしているが、彼らの利益をおいてみる時、何よりも重要なことは長期的な争点と世界的なリスクを点検することだ。この挑戦を解決する者は国の将来のために自身の人気を果敢に犠牲にできる人だ。今日、過酷なほど見つけにくい存在だ。

ジャック・アタリ/アタリ・エ・アソシエ代表・プラネットファイナンス会長 

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