【取材日記】日本家電業界没落の教訓(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.05 08:33
日本家電業界を代表するパナソニック・ソニー・シャープが最悪の経営危機に陥った。焦土化といっても過言でない。パナソニックは2年連続8000億円近い大規模な赤字を目の前にし、シャープは破産危機に陥っている。ソニーは赤字を免れる見込みだが、グローバル市場で存在感を取り戻すのは難しそうだ。
かつて世界市場を掌握した日本電子軍団がなぜこのようになったのか。最大の原因は慢心だった。過去の成果に陶酔してグローバル市場の変化の流れを逃した。「自分が世界最高であり標準」というナルシシズムに自ら崩れた。