中国対外連絡部長、習近平主席の特使として2年ぶり訪朝へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.16 15:06
中国共産党の宋涛対外連絡部長が習近平国家主席の特使資格で17日、北朝鮮を訪問すると中国国営新華通信が15日、報じた。前例に照らしてみると、宋部長は金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長をはじめ、北朝鮮最高位層の人事と会談するものと見られる。
宋部長の訪朝目的は先月24日に閉幕した第19回中国共産党大会の結果を説明する党対党外交のレベルだが、2015年10月劉雲山常務委員の訪中以降、最高位級要人の訪中ということから注目される。特に、最近2カ月目の核・ミサイル挑発が中断された状態で行われる宋部長の訪朝が韓半島(朝鮮半島)情勢の転換点になるかも関心事だ。
宋部長は習主席特使資格で北朝鮮を訪問するだけに、習主席の親書を携帯するものと予想される。冷え込んだ中朝関係の改善案と核問題に関して対話への復帰勧誘および最近韓中、米中首脳会談の結果など、韓半島情勢に関する習主席のメッセージを伝えて金委員長の意見を聴取する可能性もある。