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【コラム】韓国からジャック・マーが出てこない理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.16 14:52
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2010年に中国杭州のアリババ本社を訪問した当時、ジャック・マー(馬雲)会長(53)を近くで見る機会があった。アリババが世界的な企業家と名士を招待して開催するフォーラムだった。アーノルド・シュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事、イーベイのジョン・ドナヒュー社長らが演説した。

舞台に立ったマー会長は自信に満ちた姿で講演をした。強く印象に残っているのは「私はイーベイを中国から追い出すといったが、これを成し遂げた」と繰り返し強調した部分だ。米国電子商取引企業イーベイは2004年に中国市場に進出し、アリババとの「戦争」で敗れて2年後に撤収した。イーベイ社長をゲストとして招待するのは興味深いと感じた。イーベイと戦う当時、マー会長は職員を督励するためにこう話したという。「イーベイが海のサメならば私は揚子江のワニだ。海で戦えば負けるが、川で戦えば勝つ」。

 
11日、アリババの「光棍節(独身者の日)」ショッピングイベントを見ながら、マー会長、そしてアリババがさらに強くなったと感じた。今年の販売額は前年比で39%増え、過去最高額をまた更新した。225カ国が接続して商品を購入した。地域内の60万店を参加させ、オフライン流通までも引き込んだ。雰囲気を盛り上げるためのガラショーにはニコール・キッドマン、ルイス・フィーゴ、マリア・シャラポワ、ラン・ラン(郎朗)など世界的なスターが参加した。技術力はさらに高まった。注文が集中するピーク時間帯に1秒あたり25万6000件の注文を処理し、昨年より容量が113%増えた。オンライン決済システム、クラウドコンピューティングなどを基盤にグローバル技術企業へ向かう準備を進めているのだ。

アリババの成功の裏には巨大な中国市場とモバイルブームがある。しかしジャック・マーという企業家を生んだのは特有の戦闘力、ハングリー精神だ。貧しい家庭で生まれたマー会長は12歳の時から9年間、毎日自転車に乗って40分の距離にある杭州市内のホテルに行った。外国人観光客に無料ガイドをしながら英語を練習するためだった。このように慣れた英語は後日、米国を訪問してインターネットに接するうえで決定的な役割をした。このおかげで師範大出身でコンピューターに詳しくなかったマー会長は1999年、インターネット企業を創業することになった。

マー会長は武侠小説の熱烈なファンだ。最近、武術映画『功守道』に風清揚として出演した。金庸の小説『笑傲江湖』に登場する風清揚は主人公に天下一の剣法である独孤九剣を伝授する人物だ。会社で使う別称でもある。自信と闘志が感じられる。このような野性の企業家精神を韓国でも見てみたい。

パク・ヒョンヨン/経済部次長

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