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【コラム】韓国がクラシック強国?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.06 15:39
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ことしのソウルの公演会場はまるで王宮守門将交代の式場のようだ。まずベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の現在のトップである指揮者サイモン・ラトルがベルリン・フィルと共に11月に来韓する。また、ベルリン・フィルを来年率いる予定の指揮者のキリル・ペトレンコは別のオーケストラを率いて9月に韓国にやって来る。ベルリン・フィルの現職・次期指揮者がソウルで公演するのだ。今度はロンドン交響楽団を中心に見よう。首席客員指揮者であるダニエル・ハーディングが先月、ロンドン交響楽団とともに来韓した。ロンドン交響楽団を2015年まで率いた指揮者ヴァレリー・ゲルギエフは12月に韓国で公演する。来年からロンドン交響楽団を率いる指揮者は11月に来るサイモン・ラトルだ。ロンドン交響楽団の前職・現職・次期指揮者全員が韓国で演奏する。

世界的なオーケストラの未来が気になる者に、ソウル訪問を勧めてもいいほどの年がことしだ。ニューヨーク・フィルハーモニックを来年率いる指揮者のヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、メトロポリタン歌劇場管弦楽団を2020年から率いるヤニック・ネゼ=セガンも韓国に来る。名門楽団であるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者として2年目を迎えるダニエレ・ガッティの実力が気になる者は11月にぜひソウルに訪れてほしい。韓国は本当に世界のクラシック中心地になったのだろうか。表面的に見れば確かにそうだ。ほとんどすべての世界一流オーケストラ、そしてそれに関係した多くの指揮者がソウルにやって来る。それで満足してもいいものだろうか。それはよく分からない。

 
オーケストラ、特に欧州の交響楽団は財政問題が深刻だ。昨年末、ドイツ日刊紙ディ・ヴェルトはベルリン・フィルの深刻な財政状況を報じた。市の予算とドイツ銀行、フォルクスワーゲンの後援を受けてきたが、3カ所ともに長期的な支援を約束することができない。ベルリン・フィルがドイツ政府の傘下に入るかも知れないという推測が出てきた。このような時に頼りになる収入源が海外ツアーだ。特に、中国を中心にしたアジア地域の巡回演奏で稼げる収益金はオーケストラの収入の重要な部分を占める。韓国オーケストラ公演プランナーは「世界的オーケストラの韓国公演オファー自体が一気に増え、かなりのオーケストラはギャラ交渉もスムーズになった」と話した。

彼らがソウルをたびたび訪れるのは、記者会見場で述べられる“剥製化”した「韓国聴衆は友好的で熱くてすばらしい」という理由のためだけではない。アジアの都市は彼らの重要な財政供給源になりつつあるのだ。ベルリン・フィルは1878年の創設後、1984年に初めての来韓し、その21年後の2005年に2回目の公演を行った。その後12年間に3回来韓した。世界のトップオーケストラがますます短いスパンで韓国を訪れるようになっている。韓国がクラシック強国になったためだろうか。…そうかな、現実は考えているよりも冷徹だ。

キム・ホジョン/文化部記者

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