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【コラム】潘基文国連事務総長が残る任期にすべきこと(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.08 15:53
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潘総長本人の問題も明らかだ。玉の輿に乗って大統領選挙をただで勝とうという夢は確実に捨てるべきだ。大統領選挙は本人の権力意志がなければ絶対に得ることはできない。核戦争を行ってでも勝つというぐらいの野獣的な本能が必須だ。それがなければ与党でいくら全員一致で「無競争推薦」を決めても絶対に受けてはいけない。

潘総長が残る任期中に国連の歴史に残る業績をつくり、大統領選挙候補としての存在感も浮上させるカードは北朝鮮だ。潘総長もそれを分かっていて先月開城(ケソン)工業団地に入ろうとしたが、北朝鮮の電撃的な招待撤回で挫折した。非常識の極限状態である北朝鮮の狂態が問題の根源だが、米国と国内の保守勢力を過度に意識して冷水とぬるま湯状況を行き来した潘総長本人によるところも大きい。開城訪問を発表する記者会見の場で北朝鮮のミサイル発射を批判して開放を促したことで、金正恩(キム・ジョンウン)が「招いて得になることがない」ときびすを返したのではないだろうか。

 
潘総長が本当に北朝鮮と交信したいなら平壌(ピョンヤン)の立場で考えて誠意をもって近付かなければならない。外交とは結局、相手方の歓心を買うことだ。開城工業団地を刺激して遠まわしに言わずに平壌訪問で正面勝負をかけなければならない。安保理vs北朝鮮制裁にそのまま従う従属的行政家ではなく、独立した国連のトップの資格で平壌を訪問して抱擁する姿を見せれば北朝鮮の凍りついた心も溶かせる。すると米国も平壌との対話を拒否することが難しくなるだろう。

今後、大統領選挙候補の“飢饉現象”が続くほど潘基文待望論は脚光を浴びるだろう。だが結局は潘総長本人の権力意志の問題だ。残る任期中、国連事務総長の本分に忠実でありながら風に揺れる枝に振り回されて道に迷わなければ、彼にもチャンスが訪れるかもしれない。

カン・チャンホ論説委員


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