東レ、スペースＸと炭素繊維の供給に基本合意…宇宙市場進出
ⓒ 中央日報日本語版2016.08.17 15:00
日本大手化学メーカーの東レが米宇宙開発ベンチャーの「スペースＸ」のロケット・宇宙船の機体に使われる炭素繊維を長期供給することで基本合意したと日本メディアが報じた。
１７日、日本経済新聞によると、契約規模は複数年で累計２０００～３０００億円規模になる見通しだ。東レは供給期間や価格などの詳細な条件に対しては、スペースＸとさらにすり合わせた後、早ければ今秋の最終合意を目指している。
スペースＸは耐久性に優れた炭素繊維の使用を増やして機体の寿命を延ばすと同時に、軽量化を通じて積載効率の向上を狙って東レとの長期契約を交わしたものとみられると同紙は評価した。
同紙は今回の合意について「旅行、物資輸送、資源開発など宇宙開拓に関する新市場の勃興が、日本が強みを持つ素材産業にも大きな追い風となりそうだ」と解釈した。