釜山「徴用労働者像」葛藤が臨時縫合、だが…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.19 08:46
釜山(プサン)市庁1階ロビー占拠事態などをまねいた「強制徴用労働者像」設置をめぐり、市と市民団体、市議会が公論化過程を経て設置場所を決めることにした。市が今月12日、東区草梁洞(チョリャンドン)の日本総領事館近くに設置されていた労働者像を強制撤去してから5日ぶりのことだ。だが、設置場所をめぐって市と市民団体の間に大きな見解の違いがあると伝えられ、摩擦が予想される。
呉巨敦(オ・ゴドン)釜山市長と朴仁映(パク・インヨン)議会議長、キム・ジェハ「積弊清算・社会改革釜山運動本部強制徴用労働者像建立特別委員会」(以下、建立特委)常任代表は17日、市議会で3項目に合意した。まず、労働者像設置のための釜山市民100人円卓会議を構成し、メーデーである5月1日の前までに円卓会議が決める場所に労働者像を設置することにした。建立特委は全国民主労働組合総連盟(民主労総)を中心に公務員労組・市民団体などで構成されている。キム代表は民主労総釜山本部長だ。