中国の高校生、腎臓売ってｉＰａｄを購入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.03 14:45
中国の高校生が自分の臓器を売ってｉＰａｄを購入したことが分かり、衝撃を与えている。
国営新華通信は２日、安徽省に住むシャオジョン君（１７）がｉＰａｄ２を購入するために自分の腎臓を売った、と報じた。
シャオジョン君は普段からｉＰａｄ２が欲しかったが、家庭に経済的な余裕がなく購買は難しかった。ある日、コンピューターでインターネットを利用していると、偶然、売買ブローカーを知ることになった。
湖南省のある病院で腎臓摘出手術を受けたシャオジョン君はその見返りに２万２０００元（３６７万ウォン）を受けた。このお金でｉＰａｄ２をはじめとするＩＴ製品を購入した。
シャオジョン君の親はある日、息子が高価な製品を持っているのに気づき、問いただしたところ、息子が腎臓を売ったことを知った。親の申告を受けた警察が売買業者を摘発するため捜査に入ったが、すでに潜伏した後だった。
シャオジョン君の腎臓摘出手術を執刀した病院は腎臓手術の許可証もないところだった。病院側は手術を否定している。シャオジョン君は現在、手術の後遺症を苦しんでいる。