韓経:【寄稿】「健康重視」の日本食品市場をつかむには=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.06 14:51
最近、日本食品業界では健康トレンドを活用した新商品の発売とマーケティングが目立つ。誰もが口にする言葉が「健康と味」「健康寿命」「生涯現役」などだ。発酵伝統食品と薬用材料、特にキムチや高麗人参は世界が認める健康食品であり、このような原材料を持つ韓国は最大輸出市場である日本食品市場の健康トレンドをつかむのに良い機会だ。
しかし何であれこのように訪れるチャンスをつかむためには徹底的な準備が欠かせない。ところがある広告で流行したセリフのように「本当に良いが説明する方法がない」というのが、我々の立派な食品が先進国市場に進出するうえで最も難しい障害物だ。なぜ良いのか、何に良いのかをその国の研究機関が研究した資料、その国の人の口で広報するべきだが、それが容易ではない。日本現地専門家の意見を聞くと、食品の機能性を強調する市場で成功するには食品成分データと効果を体系的に分析し、その結果を消費者に十分に伝え、その後にブランド化を通じて段階的に市場に定着しなければいけない。特に輸入食品の韓国産は現地人が活用しやすい料理レシピ(調理法)の伝達が欠かせない重要なポイントだという。