総選挙を控えて右傾化が進む日本(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.14 08:41
11月ごろと予想される総選挙を控え、選挙モードに入った日本政界で、独島(ドクト、日本名・竹島)・慰安婦関連の妄言があふれている。韓国を刺激する発言を出師の表のように出し、右翼としての鮮明性を誇示する政治家も多い。次期総選挙の旋風の中心に挙げられる橋下徹大阪市長(43)がその代表人物だ。
12日夜、橋下氏は全国政党「日本維新の会」の発足を宣言する大規模な政治資金パーティーを開いた。橋下氏は「日本全国中の大戦が本当に始まる。今日そのスタートを切る」と述べ、新党のロゴマークを公開した。ロゴマークには「日本再生、未来への責任、日本維新の会」というスローガンとともに、緑色の背景に日本列島を白で描いている。橋下氏は「日本地図にこだわった。全国政党であるだけに、尖閣諸島(中国名・釣魚島)と竹島も入れた」と説明した。
実際にロゴマークを見ると、独島の位置に点があるのかどうかさえ肉眼では確認できない。それでも橋下氏が領土守護者としてのイメージを誇示するように主張すると、聴衆から拍手が起こった。橋下市長はロゴマークを見つめながら、「この素晴らしい我々の日本国を再生させるために挑戦しましょう」と声を高めた。