【中央時評】2019年は青瓦台に試練の年か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.26 15:44
北朝鮮が制裁から抜け出す唯一の方法が2回目の米朝首脳会談と考えるなら、この会談は金委員長のソウル答礼訪問に先立って行われるだろう。では、2回目の米朝首脳会談が開かれた後すぐにソウル答礼訪問が実現するだろうか。私はそれほど単純な問題とは考えていない。
2回目の会談でトランプ大統領と合意するとしても、すべての制裁が一瞬にして消えるわけではない。国連安保理制裁は米国だけでなく、すべての安保理加盟国のイシューだ。
さらに重要なのはホワイトハウスが依然として2回目の会談に積極的かどうかが明確でない点だ。先日、私はトランプ大統領が首脳会談を政治的行為というよりリアリティーTVのように見ていると主張したが、2回目の会談は歴史的な最初の会談よりメディアの関心が落ちるしかない。最初の会談直後に非難を浴びたトランプ大統領としては、2回目の会談ではるかに実質的な合意を引き出さなければならないが、これは決して容易なことではない。