オバマ大統領、対北朝鮮封鎖セカンダリーボイコット検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.08 10:58
米国政府が北朝鮮と取引する中国企業・個人を制裁する「セカンダリーボイコット(2次制裁)」を考慮していると、米外交専門誌フォーリンポリシー(FP)が6日(現地時間)報じた。北朝鮮と正常な取引をする場合にも制裁する案を検討中ということだ。FPは複数の米官僚の言葉を引用し、「今回考慮される強力な経済制裁措置は、国際金融網を封じ込めて経済に大きな打撃を与え、最終的にイランを交渉テーブルに引き出した2013年の米政府の対イラン2次制裁と似ている」と報じた。オバマ政権がこれを考慮する背景には北朝鮮の核・ミサイル能力の高度化を挙げた。
FPは「一連のミサイル試験を見ると、北朝鮮が日本や米国領グアムまで到達する中距離ミサイルの開発に成功したとみる専門家らがいる」とし「米情報当局者は金正恩(キム・ジョンウン)が米本土まで到達する弾道ミサイルを完成させるのは時間の問題と信じている」と説明した。