【時視各角】なぜアップルは沈みグーグルが浮上するのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.01 11:26
グーグルは昨年の30%成長に続き、今年の売上額も20%以上増加する展望だ。グーグルが主導するインターネット広告・ビデオ・モバイル・ウェブブラウジング・電子メール・地図サービスが依然として急成長するためだ。株価収益比率(PER)だけ見てもアップルは10余の価値株に落ち、グーグルとフェイスブックのPERはそれぞれ23と97で成長株の接待を受けている。投資家たちは、アップルの「発想を変えろ(Think different)」よりもグーグルの「想像できないものを想像せよ(Imagine the unimaginable)」をさらに高く持ち上げたのだ。
米国の時価総額はまもなくグーグル-アップル-マイクロソフト-フェイスブックの順にひっくり返るところだ。伝統的強者であるエクソンモバイル・GE・ウォルマートは後ろの方へ押し出される。時価総額だけ見れば私たち人類は、食べて寝て着ることよりも一日中インターネットとSNSをしながら生きていく世の中だ。それで投資の王デニス・ガートマンでさえ「誰もが真の生産よりもゲームやコメントのようなバカなことにはまっている」として地団駄を踏む。だが、お金は常に高い収益の側に流れることになっている。