行き詰った韓日関係、首脳会談で道筋つけるべき(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.01.20 11:04
--これまで公職として多くの大統領と共にしてきた。最も外交感覚が優れた大統領を挙げてほしい。
「李承晩(イ・スンマン)元大統領だ。彼は当時としては珍しく国際政治的な認識が深く、愛国・民族愛をもとに自主的な路線を強調した。実例として53年の休戦交渉議論当時、李承晩は終始これに反対して米国は彼を説得するのに苦労した。李承晩は米国留学中の韓国軍将校を全て呼び戻すかと思えば戒厳宣言を出して単独戦も辞さない意思を誇示した。アイゼンハワー大統領がワシントンでこの問題を協議しようと招いたが『忙しくて行けない』と言いながら持ちこたえたほどだった。アイゼンハワーが再び李承晩に手紙で説得すると彼は『休戦に賛成はしないが黙認する』として3つの条件(韓米相互防衛条約の締結、韓国軍の現代化、米の陸空軍の韓国残留)を掲げて貫徹させた。韓米相互防衛条約は、何もせずに得たわけではない」