「結び目ほどく聖母マリア」のように…法王、南北対立解決へのカギとなるか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.04 13:24
フランシスコ法王の訪韓が10日後に迫った中、地球上で唯一の分断国である韓国で法王が投げかけるメッセージに世界的な関心が集まっている。「世界の大人」に位置づけられたフランシスコ法王が南北の人々に「平和の名分」を与えるだろうという期待感が高まっている。
韓国の天主教主教会の議長カン・ウイル主教は2日「法王が韓半島(朝鮮半島)を訪れることによって韓国・北朝鮮が和解への道を再開する助けになることを期待する」と話したと法王庁のラジオ放送バチカンラジオが報道した。カン主教はこれに先立ち公式に法王訪韓の意義を紹介しながらも「韓半島こそ世界平和を最も大きく威嚇する場であり、新しい平和の時代を切り開くことができる現場」と強調した。さらに「法王は韓国の教会が韓半島の安定を超えて世界平和に寄与する前哨基地になることを切実に希望している」と説明した。