DMZ訪問した米国上院議員9人、韓国外交・統一部はパッシング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.19 07:07
米国上院歳出委員会副委員長をはじめとする民主・共和党上院議員9人が16日から1泊2日の日程で訪韓して在韓米軍司令官などと面談したと韓国外交消息筋が18日、伝えた。
パトリック・リーヒ上院議員(民主・バーモント)やロブ・ポートマン議員(共和・オハイオ)ら9人は16日午前、平沢(ピョンテク)烏山(オサン)米軍基地を通じて韓国入りした。議員団はこの日、非武装地帯(DMZ)を訪問してロバート・エイブラムス在韓米軍司令官と面談したという。続いてハリー・ハリス駐韓米大使と面会するなど、主に外交・安保関連の非公開日程を消化した。リーヒ議員は上院歳出委の野党幹事であり副委員長でワシントン政界の「ビッグフィッシュ(大物)」に挙げられる要人だ。
ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は18日(現地時間)、議員の訪韓を伝えながら「北朝鮮人権関連メッセージを韓国側に伝達した」と報じた。故オットー・ワームビアさんの故郷であるオハイオに地方区を置くポートマン議員側は、VOAに「米朝対話が持続して北朝鮮の人権蹂躪(じゅうりん)実態とこれをどのように変化させるべきかについても議論されなければならない」とし「今回の訪韓で、我々は北朝鮮の制裁回避を阻み、北朝鮮への圧迫を維持する方向で話し合った」と伝えた。