国家情報院長「北朝鮮産石炭、昨年10月青瓦台安保室に知らせた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.29 09:06
国家情報院は最近、米朝間非核化交渉において流動性が増加しているという見方を明らかにした。徐薫(ソ・フン)国家情報院長は28日、国会情報委員会で「米朝間終戦宣言と北朝鮮の非核化の先行措置をめぐり、(両側が)立場の違いを見せている」としてこのように報告したと与野党情報委の幹事であるキム・ミンギ(共に民主党)・イ・ウンジェ(自由韓国党)議員が伝えた。
徐院長はポンペオ米国務長官の訪朝の取り消しについて「米国は北朝鮮の非核化宣言を先に要求しており、北朝鮮は終戦宣言の採択を先に要求し、両側の立場が衝突している」と話したと2人の議員が説明した。引き続き、徐院長は「もし北朝鮮の核兵器が100個あるとすれば、非核化の最終目標は何か」という自由韓国党のハン・ソンギョ議員の質問に「すべての核兵器の廃棄」と答えた。「1次的目標は100個の中で60個程度を除去する水準なのか」という質問には「そうだ」と答えた。