「なぜ私たちだけ止めるのか」警察に暴言…ソウル花火祭りで混乱(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.05 09:13
7時10分ごろに最初の花火が上がると、混乱はピークに達した。歩道の上に場所を取って焼酎を飲む50代の男性がいたが、制止する人はいなかった。江辺北路の交通渋滞も深刻になり、4車線のうち2、3車線が駐車場に変わった。車から降りて花火を楽しむ市民も多かった。道路の真ん中で車のサンルーフを開け、花火を見ながら濃厚なキスをするカップルも目に入った。
漢江市民公園も混乱は同じだった。公園内部の階段を統制していた警備会社の職員が「立ち止まらずに通行してください」と叫ぶと、ある市民は「うるさい。ばか野郎」と暴言を吐いた。この日、警察は約1800人を投入して行事の統制を行った。バイクにアクションカムを装着して交通統制をしたソウル警察庁交通巡察隊のイム・ギュサン警士(39)は「今年も橋の上が駐車場となる状況は変わらず残念だ」と語った。