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【コラム】コメ輸入、防ぐだけが能ではない=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.17 16:07
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まず今は、国際コメ価格が大きく上がって国内外の価格格差が3倍程度に縮小された上に、2001年から進行中であるDDA(ドーハ開発アジェンダ)が妥結するまでは500%程度の関税を維持することができるので、外国のコメが輸入される可能性はほとんどないという点だ。

こうした状況で「一度増やせば再び元に戻すことはできない」義務輸入量をもっと増やす選択は、有り得ないことだ。

 
もちろん現在とん挫している状況のDDA交渉がいつかは妥結し、関税率が大幅に削減されるとか、国際コメ価格が大きく下落するかも知れないという取り越し苦労を提起する人はいつもいる。しかし中国の穀物消費は急速に増えており国際コメ価格が落ちる可能性は非常に低く、近くDDAが妥結して関税率が大きく縮小される可能性も大きくない。こうした非常に低い可能性を恐れて再び戦ってみることもせずコメ市場をさらに明け渡すような敗北主義的な選択はしてはならない。

また、コメの輸入さえ防げばコメ産業を守れるという錯覚から目覚めなければならない。どうせ国産農産物だけでは韓国国民は暮らせないので小麦粉でも雑穀でも、畜産物でも輸入しなければならないが、このような農産物は国際価格に近い値で国内に供給され、国内の食品市場でコメと競争している。ほかの国内産の食べ物も質と価格の両面でコメと競争している。

いまだに国際価格より3倍程度高い国産米は、こうしたほかの食べ物との競争で敗れて、ずっと市場を奪われている。一時は国民1人あたり一年に137キロまで食べていたコメを今は67キロしか食べず、総量で見れば一時500万トン以上だったご飯を炊くコメ需要が昨年は344万トンに過ぎないという事実が、これを克明に物語っている。それだけ肉類や果物、野菜の消費が増えたのだが、肉類はほとんど輸入の飼料穀物で作られる。

コメ産業を守る道は1つしかない。関税化をして必死即生の覚悟で、コメの競争力を回復しなければならない。関税化をせずともコメの競争力を高めるというのは、試験もせずに勉強を熱心にするという言葉と同じだが、皆さんはそんな人は見たことがあるだろうか?

朴炳元(パク・ビョンウォン)全国銀行連合会会長


【コラム】劃メ輸入、防ぐだけが能ではない=韓国(1)

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