「和解・癒やし財団の去就、韓日葛藤の新たな火種にも」(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.15 10:31
--和解・癒やし財団はどうすべきか。
陳所長=この財団は韓日関係改善のために、いくつかの形で活用できる。合意文には「日本の誠意ある措置を前提に両国が協力していく」という部分がある。日本が和解・癒やし財団に10億円を出したからといってそれで終わったわけではないということだ。それで被害者の名誉回復と治癒のために財団は何ができるのか、両国が頭を搾らなければいけない。他の機能を遂行できるように新しい財団を作ることもできるだろうが、この場合、日本側が合意の精神に背くと抗議する可能性が高い。和解・癒やし財団の去就問題が今後、韓日葛藤の種になるかもしれない。