朴大統領「戦時の女性への性暴力は反人権行為」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.25 07:54
朴槿恵(パク・クネ)大統領は「戦時の女性に対する性暴力は、どの時代、どの地域を問わず、明確に人権と人道主義に反する行為」と強調した。
朴大統領は24日午前(現地時間)、米ニューヨーク国連本部で行った国連総会の基調演説で、「大韓民国は紛争地域で苦難に直面している女性と児童の人道主義的被害を防ぐことにも大きな関心を向けている」とし、このように明らかにした。大韓民国の大統領が国連総会の基調演説でう回的ではあれ日本軍慰安婦問題に言及したのは初めて。
政府当局者は「普遍的な女性の人権に言及しながら日本軍慰安婦問題の重要性を取り上げ、慰安婦問題が早く解決されるべきだという点を強調した発言」とし「ただ、具体的に『日本軍慰安婦』という表現を使わないのは日本の立場を考慮したものだ」と明らかにした。