「和解・癒やし財団の去就、韓日葛藤の新たな火種にも」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.15 10:30
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呉泰奎(オ・テギュ)元慰安婦合意検証TF委員長
--どのように解決すべきか。
陳所長=我々が外交交渉をしないとすれば、金泳三(キム・ヨンサム)時代に戻るということだ。道徳的優位の観点で日本が自発的に謝罪と反省をするよう誘導しようということだ。問題はこのような戦略が成功しなかったという事実だ。さらに日本の雰囲気は以前に比べてはるかに保守化した。日本が謝罪と反省をすべきだという我々の立場は全く同じだが、日本は反対に進んでいる。実際、金泳三政権当時はまだ日本国内の良心勢力が多かった。しかし日本社会が徐々に保守化し、合意を守ること自体が道徳的基準のように後退した。我々が望む方向に誘導しようとすれば、こうした変化まで考慮することが重要だ。