「韓国、企業は『利益絶壁』、国は『人口絶壁』…未経験の危機迫る」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.07 14:14
◆通貨危機より深刻な企業倒産
金俊経(キム・ジュンギョン)韓国経済研究院院長は「企業の収益性の悪化が深刻だ」として「利益の絶壁」に言及した。彼は「持続可能な成長のための構造改革」をテーマにした発表で「企業の負債比率が過去に比べて高くなく、利子コストは過去の3分の1に過ぎないのに営業利益で利子を返済できない衝撃的な状況」と診断した。金院長は「企業の倒産や収益性の下落が1990年代末の通貨危機当時よりも深刻だ」として「上場企業の売り上げ増加率が2014年にマイナスに転じたのは統計集計後初めてというほど憂慮するに十分な水準」と話した。