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<朴前大統領逮捕>拘置所ではどんな生活をすることになるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.31 07:14
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朴槿恵(パク・クネ)前大統領が過ごすことになるソウル拘置所には、現在、崔順実(チェ・スンシル)被告や金淇春(キム・ギチュン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長など「国政壟断疑惑事件」の主な容疑者が収監されている。李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長もソウル拘置所の独房で生活している。

朴前大統領が収監される独房は6.56平方メートル(1.9坪)規模の空間になる可能性が高い。全国刑務所平均独房面積の2倍にあたる。独房にはトイレを含めてロッカーや机、テレビなど生活に必要な最小限の家具類等が備わっている。床には電気熱線が入った暖房パネルが敷かれていて暖かく過ごすことができる。法務部によると、朴前大統領はこれよりさらに広い空間確保のため、数人が収容されている空間を単独で使う可能性もある。

過去に逮捕された盧泰愚(ノ・テウ)氏・全斗煥(チョン・ドゥファン)氏も独房に収監された。ただし、前職大統領の身分を勘案して、一般服役者収容施設と離れている別の建物に「特殊独房」を作って生活させた。他の服役者が近づけないように遮断膜も設置した。1995年11月にソウル拘置所に収監された盧氏の独房は約11平方メートル(約3.5坪)の大きさで、トイレと面会室が併設されていた。同年12月に安養(アンヤン)刑務所に拘束された全氏は、服役者数人が一緒に使っていた部屋を改造して一人で使った。

 
朴前大統領はソウル拘置所で過ごす間、他の服役者と同じように午前6時に起きて午後8時に寝る。日曜日を除き、一日45分の運動時間が与えられる。拘置所内の食事はご飯や汁物のほか4種類のおかずで構成される。収監後初の食事となる31日朝食メニューは食パン・ケチャップ・チーズなどだ。

これまで公式席上で定番だった「アップヘア」は拘置所ではできなくなる。拘置所にも美容師はいるがカットだけが可能で、それ以外のスタイリングはできない。また、規定上、拘置所内に鉄製のヘアピンを持ち込むこともできない。朴前大統領のアップヘアは数十本以上のヘアピンが使われているという。

また、化粧品の持ち込みも認められていない。ただし、一日最大4万ウォン(約4000円)の領置金を使って化粧水や乳液などの基礎化粧品は購入できる。拘置所ではパンや菓子などのおやつの材料から基礎化粧品、下着など生活に必要な基本的な品物を販売している。趙允旋(チョ・ユンソン)前文化体育観光部長官の場合、1カ月余りの間にこのような拘置所製品を購入するために113万ウォンの領置金を使った。

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