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【グローバルアイ】勉強、媚、そしてSNS=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.14 08:14
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先日、サムスングループのある元役員から聞いた話だ。「サムスンで成功するために必要な2つが何か知っているか。一つは勉強。もう一つは媚。一言で『勉強と媚で勝負!』」。冗談かもしれないが、込められた意味は深い。サムスンだけではない。どの組織も程度の差はあれ、似ているはずだ。しかし同級ではないという。「ところが、あえて順位をつけるなら、やはり勉強だ。勉強をしてこそ“きちんと”媚びることもできる」。

随所にある媚は「限界効用逓減の法則」に該当するという。「2つ(勉強・媚)とも時間あるたびにしなければいけない」と言い張る「少数派」も存在するが、やはり見え見えな媚は聞くほど心理的な満足度が減るという主張だ。

 
同じ時期、日本財界事情に詳しいある大物から「勉強」に関する秘話を聞いた。

2年前のこの時期。自民党総裁選挙に3人の有力候補が出馬した。選挙序盤の状況は1位石破茂氏(現幹事長)、2位石原伸晃氏(現環境相)、そして安倍晋三氏は3位だった。この頃、日本財界の大物が動いた。16人の財界のトップが2週間、3人の候補を順に「深層面接」した。3人の候補は熱心に自分をアピールし、財界に「媚」も売った。成績表はすぐに出てきた。16人のうち12人が安倍氏の手をあげた。勝負を分けたのは「勉強」。財界の基準は明瞭だった。「右翼(指向)は正せばよいが、経済は誰にでも任せられることではない」。

この時から状況が変わった。全国各地の事業場を通じた雇用創出、後援支援金支援などで、日本の国会議員に強大な影響力を持つ財界が安倍氏に軍配を上げたという噂が広まり、現役議員の票が安倍氏側に傾いたからだ。結果は安倍氏の逆転勝ち。政治の世界も勉強をしなければ生き残るのが難しい世の中だ。

しかし勉強というものは、単に本読んで報告書を熱心に読むことだけではないはずだ。政治家の場合、なおさらそうだ。さまざまな意見を実際に聞き、体感疎通をしながら、国の進む道を体得するのが勉強だ。勉強する政治家に国民は感激し、感動し、感謝する。落選したソウル市長候補に向かって「(当選するには)法螺も吹くべきだった」という言葉を重鎮の教訓のように意気揚揚と述べる政治家は、勉強で言えば落第点だ。

政治家だけのせいだろうか。韓国社会に蔓延したSNS(ここではソロ・ナム・シプキ=けなし合い)は危険ラインを越えた感じだ。健全な批判は社会の糧となる。しかし何かある度に他人の敗北、没落を得るために私たちはみんなが「ひとまずSNS!」となっているのではないか自省する時だ。侮辱とあら探しに慣れれば、より大きな侮辱とあら探しに執着する。こういう国に発展はない。国家、国民ともに不幸だ。このままではSNSが勉強・媚に加え、もう一つの「成功の条件」として定着しないか心配だ。

金玄基(キム・ヒョンギ)東京総局長

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