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中国、「6・25は北朝鮮の南侵」初めて認めた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.25 08:23
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官営新華社通信姉妹紙報道…教科書まで修正するか注目

中国政府の立場を代弁してきた官営通信社が韓国戦争の勃発原因を初めて北朝鮮の南侵だと断定的に描写し、注目されている。

 
中国の歴史教科書は現在、北朝鮮の南侵事実を言及しないまま「朝鮮で内戦が起きると米軍が北朝鮮を侵略して中国が参戦した」と記述している。新華社通信が発行する国際先駆導報は24日、韓国戦争60周年大型特集企画として北朝鮮が先に韓国側を侵略したと断定的に報道した。

新華社通信もこの報道をインターネットのホームページにそのまま転載し、多くの中国インターネットメディアが報道している。新聞は1950年、韓国戦争勃発から53年の停戦協議締結時までの過程を記録した「韓国戦争大事記」で「1950年6月25日、北朝鮮軍が38線を越えて攻撃を始め、3日でソウルが陥落した」と伝えた。

先立って人民日報の姉妹紙である環球時報英語版(グローバルタイムス)も非主流史学者沈志華華東師範大学史学科教授を引用、南侵説を報道した。しかし戦争勃発の状況を具体的に描いた内容は入っていなかった。

これについて、北京の外交消息筋は「新華社通信の今回の報道は、これまで出た中国官営メディアの韓国戦争描写の中で最も直接的で明らかに南侵事実を記述して注目される」と述べた。また別な消息筋は「韓国戦争60周年を迎え、中国政府が旧ソ連外交部の機密文書など公開された事実を前向きに収容、歴史教科書を修正するか見守る必要がある」と指摘した。

一方、この日、中国外交部秦剛スポークスマンは朝中で相互友好条約を改正、あるいは廃棄する意向があるかという質問に「条約を修正する計画があるという話はまだ聞いていない」と述べた。この条約は中国と北朝鮮の中で一方が攻撃を受けた場合、自動的に紛争に介入するよう規定している。




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