外交通商部(外交部)は7日、韓国の対日外交政策を「国内政治向け」と批判した報告書を作成した日本外務省あてに抗議書状を送った。
外交部当局者は「駐韓日本大使館の武藤公使を呼び、李赫(イ・ヒョク)アジア太平洋局長名義で佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長あてに送る書状を渡した」と伝えた。同書状は「韓国の政治状況をし意的に分析した点、国家元帥への礼儀に欠けた点--について遺憾の意を示す」としている。
また「日本政府に、隣国と共存しようとする意志があるのかについて疑念が抱かれる。95年、村山首相が述べた過去についての反省と謝罪などを無效化するものではないか、と思われる」としている。