米朝交渉に新しい顔…「BBCで英語を学んだ金英哲氏の右腕」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.24 11:48
北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長が18日(現地時間)、ホワイトハウスを訪問した際、「謙虚」な人物が登場した。ホワイトハウスが当時公開した写真によると、トランプ大統領の前、金英哲副委員長の隣で両手を重ねて座っている眼鏡をかけた人物だ。この人物はパク・チョル氏だ。国連北朝鮮代表部の元参事と確認されたが、それ以上の情報は公開されていない。統一部が出した北朝鮮人物情報(2018年)にもパク・チョル元参事は抜けている。当時、一部の外交安保当局者の間では「手を重ねて座っている人は誰なのか」は声が出てきた。
そのパク元参事と2009年から疎通してきた人物がヴァオリニストのウォン・ヒョンジュン・リンデンバウムフェスティバル監督だ。ウォン監督は22日、中央日報に「パク・チョル元参事は南北関係で文化交流などさまざまな方法を通じて関心を向けてきた人物」とし「南北青少年オーケストラを構成して平壌(ピョンヤン)で公演したいという計画を明らかにした後、2009年にパク元参事が連絡をしてきた」と説明した。その後、パク・チョル元参事とニューヨークで何度か食事もしたという。