韓経:従業員10人の韓国中小企業の社長が「部品強国」日本で講演
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.26 14:45
4月18日に幕張メッセで「モーター技術シンポジウム」が開かれた。10余のセッションで約40人の演説者が登場した。日本電産、本田技術研究所、日産自動車の関係者、東京大教授など日本人講演者の中に韓国人が1人いた。(株)コベリーのキム・ホンジュン社長(52)だ。日本の大手企業関係者が発表する席に韓国中小企業家を招待した理由は何か。
コベリーは京畿道軍浦(クンポ)にあるリニアモーター(linear motor)製造会社だ。職員は10人にすぎない。リニアモーターとは回転運動を直線運動に変える装置。超精密工作機械、カメラモジュール装備、有機発光ダイオード(OLED)生産装備、スマートフォン生産・検査装備など精密製品の製作に主に使われる。キム社長は「従来のリニアモーターは永久磁石を底面と水平に配置したが、私たちの製品は垂直に配置した」とし「精密制御を容易にできるのが強みで、管理も簡単」と説明した。