２０１３年平和指数における韓国の順位が落ちた半面、北朝鮮は上昇した。

世界平和フォーラムは３日、世界１４３カ国の２０１３年平和状態を国内政治、軍事・外交、社会・経済部門で分析・評価した今年１月１日基準の世界平和指数を発表した。

韓国の世界平和指数ランクは４７位で、昨年４２位や一昨年４１位に比べて順位が下がった。領域別では、社会・経済平和水準は２９位から２３位に上昇したものの、国内政治平和水準が１８位から２８位に落ちたほか軍事・外交平和水準も１１５位から１２９位と大幅に順位を下げた。

北朝鮮の平和指数は６０．４点で前年に比べ７段階上がった１１０位を記録した。

これに関連してフォーラムは「金正日（キム・ジョンイル）死亡以降、金正恩（キム・ジョンウン）体制が政治的に定着しているようにみえる」としつつも「北朝鮮の指数改善は北朝鮮の平和条件改善というよりは平和下位国家が増加したため」と分析した。

一方、２０１３年世界で最も平和だった国家には、１００点満点中９２．６点を記録したドイツが昨年に続いて選ばれた。平和指数１～５位圏にはドイツに次いでスイス、オランダ、デンマーク、アイスランドなどすべて欧州勢が占めた。