２番目、韓国軍は戦いながら成長した。その成長過程の重要な段階ごとにペク将軍と心から彼を助けた米軍がいた。「天は自ら助ける者を助ける」という格言のように戦いながら成長した韓国軍と彼らを助けた米国人の友情を象徴する記念塔がソウルにも残っており、米ジョージア州の歩兵学校の校庭にも残っている。この賞にはその友情が深く刻まれている。

３番目、彼は一生を軍人として生きてきた軍人の見本だ。軍から転役した後も重要な役割を多く務めたが、彼はいまでも「国を守る老兵」と呼ぶのが適切だ。そのため軍の後輩が彼を深く尊敬している。彼とともに同盟のために働いた米国の友人が彼を評価する内容はさらに高くまた深い。米８軍が前方機動作戦指揮所を「ペク・ソンヨプ指揮所」と命名しているのは一例だ。この賞が彼の軍人精神を象徴しているという点を多くの人々が末永く記憶することになるだろう。

このように猛暑だが今年も韓米の将兵は汗を流して訓練をしている。大韓民国を外部の侵略から守るためだ。韓米同盟６０年の経験はこれからの新しい６０年に向けた偉大な前進を予告している。それは分断の問題を根本的に解決し統一韓国の新たなページを開いていく大歴史になるだろう。

キム・ジェチャン予備役陸軍大将




【寄稿】韓米同盟６０年、奇跡の礎（１）