金正恩氏、12日間公開活動なし…トランプ氏の訪韓を控えて長考に入ったか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.17 10:37
今月初めに相次いで現地指導を行った北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、再び「潜行モード」に入った。韓国政府当局者は16日、「金委員長が今月4日に軍人家族芸術塑造公演出席者と記念写真撮影(報道日は5日)を行った後、12日間公開活動をしないでいる」とし「この期間、ウラジーミル・プーチン大統領に祝電(国慶節記念)と故李姫鎬(イ・ヒホ)夫人の焼香所に弔花を送ったりはしたが、北朝鮮メディアに現地指導活動を行う姿が登場しておらず、背景を分析中」と話した。
金委員長は先月9日、北朝鮮軍の短距離ミサイルを動員した火力打撃訓練の参観を最後に22日間姿を見せなかった後、先月31日から5日間、11回の公開活動を行った。その後は再び潜行状態だ。
この当局者は「先月公開活動を行わなかったことに対し、西側メディアが金委員長の健康不安説を提起した後、一日に6回(5月31日)も公開活動を行う姿を見せた」とし「大きな行事を控えると外出をしなかったこれまでと同様、今回もそのような可能性がある」と話した。