どれほどの行き違いがあったのか…米中経済対話、会見もなく決裂
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.21 10:13
米国と中国の「包括経済対話」が開かれた19日(現地時間)午前10時31分。米財務省から「今日午後5時からワシントン・ホワイトハウスで予定されていた米国側の会見が中止になった」という緊急Eメールが届いた。それから約1時間半後の午前11時59分。今度は午後4時45分からの予定だった中国側の会見が中止になったという通知がきた。双方とも特別な理由を明らかにしなかった。前例のないキャンセル騒動に「ここまでの事態になるとは、双方の食い違いがどれほどだったのか…」という反応が出ている。
米中両国の神経戦は同日の朝から感知された。「経済対話」開会行事の冒頭発言でスティーブン・ムニューシン米財務長官は「中国は米国企業に『公平な土壌』で公正に競争できるようにしてほしい」と促した。