【コラム】首脳外交は防衛産業輸出の基盤だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.20 09:36
中国と日本の釣魚台(日本名・尖閣諸島)紛争のような海上紛争が日増しに深刻化している。海底資源を狙った海洋領海主権が徐々に重要になっていくという意味だ。こうした対立と紛争が頻繁になるほど各国の海軍力増強は必要不可欠な要素となっていき、したがって海洋防衛産業市場が日を追うごとに成長している。
防衛事業庁によると2006年に2億5000万ドルだった韓国の防衛産業輸出規模は昨年には過去最大となる36億1000万ドルを記録した。8年で14倍以上成長し、世界の防衛産業輸出ランキング10位圏内に進入した。韓国の艦艇産業の代表走者である大宇(デウ)造船海洋は海洋防衛事業を3大成長動力のひとつに選定し、「防衛産業市場のグローバル新興強者」としての位置づけを固めるための戦略を推進中だ。現在年間約7000億ウォンである防衛産業売り上げを2024年までに年間3兆ウォンに増やすのが目標だ。