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【BOOK】日帝が朝鮮人の科学教育を妨げた理由は

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.25 14:20
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本『ニュートンの無情な世界』

チョン・インギョン著

 
出版:トルペゲ、280ページ

価格:1万4000ウォン

「朝鮮の人に何よりもまず科学を与えなければならない。知識を与えなければならない」。イ・グァンスの『無情』(1918)に出てくる開化論者ヒョンシクの誓いだ。植民地朝鮮の多くの知識人は、抑圧的な帝国主義と封建の残滓のもとで疲弊した民衆の人生を救う方法を科学に求めた。西洋の圧倒的な軍事力に清がひざまずくのを見て、朝鮮人は科学の恐ろしさを痛感した。

だが当時、朝鮮の地に住んでいた誰も科学がいったい何なのか知らなかったために、それが朝鮮人のジレンマだった。科学は西欧がアジアを侵略する過程で強制的に移植されたが、一気に文明を開花させる妙薬にはなれなかった。科学はそのように朝鮮人との初めての出会いからゆがんだものだった。

帝国主義の収奪が最高潮に達した1910年代を、西洋人は「ベル・エポック(良い時代)」と呼ぶ。私たちにとってその時代は暗鬱だった日帝統治下に入る地獄の戸口だった。だから当初から科学を眺めている西洋と私たちの間には、渡ることのできない深い谷間が存在していた。

『ニュートンの無情な世界』は、私たちの視点から科学史を再構成する。ニュートン・ダーウィン・エジソン・アインシュタインなど西洋の近代科学で革命的な発展を成し遂げた人物の成功と、近代韓国の風景を重ねる。イ・グァンス、ヨム・サンソプ、パク・テウォン、イ・サンら当時の日帝統治下で耐えた知識人が、西洋文明を眺めながら抱いた自己恥辱感の入り混じった告白は切々としている。これと共に、西洋の近代科学が成し遂げた主な成功がどんな背景から出たものなのかも細やかに解き明かしていく。

著者は「科学は空から落ちてきたものではなく、欧州の歴史と社会の中から生産された知識」と話す。著者は「日の沈まない帝国」を建設するために中枢的な役割を果たした西欧科学の文明は、きちんきちんと積み上げられた土台の上で可能だったという事実を細かく論証する。数学の実力は思わしくなかったが同僚科学者の支援で電磁気場を発見したファラデーや、米国産業の発展を背負ったエジソンの成功談は、科学の発展がインフラにどれほど大きく依存しているのかを物語る。

日本の科学の発展も、西欧の後を追っていち早く固めた土壌の上で可能だった。アジア帝国を熱望した日本は、軍需産業の発展のために科学研究に拍車を加えた。人的ネットワークが不足していたためにアインシュタイン・ボーア・ハイゼンベルクなど当代最高の科学者を日本に招いた。同時に数多くの若い科学者を世界の有数の研究機関に送った。このような努力は1949年に湯川秀樹が日本で初めてノーベル物理学賞を受賞する成果としてあらわれた。

一方、科学文明を夢見た日帝の朝鮮人らの努力は凄惨に踏みにじられた。日帝は朝鮮人の科学技術教育と高等教育を徹底的に押さえ込んだ。日帝時代に科学教育に努めたキム・ヨングァンは日帝の弾圧の中で獄中生活を経験した後、寂しい余生を送った。1946年、日本物理学会創立当時の登録会員数は2293人である一方、解放前に物理学論文を発表した朝鮮人は4人に過ぎなかった。科学は少なくとも朝鮮人にとっては、無情な存在だった。

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