韓国、国民総所得増えても…家計は消費、企業は投資回避
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.03 13:32
今年1-3月期の国民所得は増えたが、家計と企業は反対に消費と投資を減らした。2日の韓国銀行によると1-3月期の実質国民総所得(GNI)は前分期より3.4%増えた。昨年1-3月期(4.0%)以降1年ぶりに最も高い増加率だ。しかし、今年1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は前分期対比0.5%に終わった。昨年10-12月期(0.7%)に続き2四半期続けて0%台の成長に留まった。
GNIは一国家の国民が国内外で稼いだ所得の総合だ。実質、GNIはここに交易条件の変化を反映する。1-3月期に実質GNIが増えたのは原油安の影響で輸入物価が輸出物価より更に下がり交易条件が良くなった影響が大きい。輸出代金で輸入できる商品の量が多くなったという意味だ。