眠れる日本大企業、インフラ・新素材・AIに「体質改善」加速
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.07 15:18
最近、電子を中心に日本企業の体質改善努力が目立っている。競争力を失った従来の事業は果敢に切り捨て、人工知能(AI)・新素材・流通などへと大々的な構造改革に取り組んでいる。
1980年代にNECとともに世界半導体市場を席巻した日立グループは5日、半導体設備を生産する日立国際電気を売却すると、日本経済新聞が伝えた。日立国際電気を売却すれば、日立は事実上、半導体分野から手を引くことになる。その代わり新規事業のインフラと情報通信(IT)サービス分野にグループの力を集中する計画だ。SGホールディングス・三菱UFJフィナンシャルグループとも提携し、金融・物流分野への進出も宣言した。日本経済新聞は「日立は国内電機の中で『勝ち組』とされるが、世界景気の先行きが不透明ななか一段と選択と集中を進め、収益力の引き上げを加速する」と伝えた。