【時視各角】鯨の争いで腰がくだけた韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.13 10:32
これにいわゆる世界の‘列強’が飛び込み、油を採ろうとクジラを捕獲した結果、18世紀に十数万頭と報告されていたシロナガスクジラは1960年代初め、300頭と推測されるほど絶滅危機に直面した。
63年にシロナガスクジラ捕獲が全面禁止され、環境団体が声を高めた。米国は71年に全面捕鯨禁止を断行した後、世界同時捕鯨禁止を強要し始めた。当時、ソ連と日本は全体捕鯨の80%を占め、両国の反発は激しかった。紆余曲折の末、82年にIWCが商業捕鯨を一時停止するモラトリアムを宣言した。