「アップルに劣る2流ではない」 サムスン電子のための弁明(1)

「アップルに劣る2流ではない」 サムスン電子のための弁明(1)

2012年01月18日18時14分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  昨年56歳で死去したスティーブ・ジョブズは革新リーダーとして、「世界最高のアイデアを構想して革命を起こした」という絶賛を受けた。 そのジョブズ、そして彼が率いた会社アップルとよく比較される企業がサムスン電子だ。 ジョブズの死後、「サムスン電子はなぜiPhoneをつくれないのか」という疑問や分析記事がメディアや批評家から次々と出てきた。 サムスン電子はアップルと同じ技術をほぼすべて保有しているにもかかわらず、創造と革新能力が足りず、iPod、iPhone、iPadのような革新的製品シリーズを生み出せなかったと考えられる。 サムスンはしばらくアップルに追いつけない2流会社という酷評も出てきた。

  果たしてそうだろうか。 米国の世界最大コンピューター製造企業のデルを見てみよう。 ジョブズがアップルを創業した当時のように、マイケル・デルは大学の寄宿舎でデルを設立した。 現在、世界でパーソナルコンピューター(PC)を最も多く売った企業だ。 デルのためにコンピューター名家のIBMは苦戦を強いられ、パソコン事業部を中国レノボに売却し、市場から撤収した。 デルは新製品・新技術開発のための研究開発(R&D)投資をあまりしない。 すでに以前に開発され、特許なしに生産できる汎用技術を利用する。 注文を受けて生産し、中間業者なく顧客に配達するため、ライバル企業の製品に比べて製品価格は平均12%安く、在庫率は平均6%も低い。

  米国のテレビ製造企業のビジオも似た例だ。 生産とアフターサービス、流通をアウトソーシングし、本社は企画・マーケティング・デザインなどの業務をする。 デルのように汎用技術だけを使うため、生産コストは低い。 製品はウォルマートのような倉庫型大型割引店で、箱のまま積み上げて販売する。

  特別な製品や技術でもないが、両社はともにパソコン・テレビ市場でトップになった。 他人が作れない最高の製品を作ったわけではない。 この両社よりも優れた技術力を持つ企業は多い。 両社は製品を他社よりも安く生産して販売するシステムを築いたにすぎない。 それならデルとビジオも2流企業なのか。 先端技術もなく、これを確保しようとするR&Dにも力を注がないのだから、2流ともいえない。 サムスン電子を2流と言うのなら、デルやビジオは3流ほどに分類されなければならない。

「アップルに劣る2流ではない」 サムスン電子のための弁明(2)
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