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<仏テロ>ISなくしても別の怪物出てくる…怒り・差別の種なくせ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.17 13:22
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11・13パリのテロによって人類は全く新しい形態の脅威に直面した。テロリストは以前とは違って戦線や中東紛争地域にとどまらない。欧州の「孤独なオオカミ」(自生的なテロリスト)やソーシャルメディアなど先端メディアで意思疎通しながら躍動的に国際ネットワークを構築している。イスラム国(IS)という小さなテロ分派がどのようにして母胎のアルカイダやタリバンを凌駕し、人類を威嚇する怪物へと急成長したのか分析して、国際社会の新たなテロ対応戦略がつくられなければならない。

シリア内戦の5年間で米国・欧州連合(EU)・トルコ・サウジアラビアなどは、独裁者バッシャール・アル・アサド政権を崩壊させるためにシリア反乱軍を支援してきた。一方でロシアは中東の戦略的要衝地であるシリアを自分たちの側に引き込むためにアサド政権を支援して国際社会がシリア対応で分裂した様相を見せている。2003年の米軍侵略で崩壊したイラクのサダム・フセイン政権の残党が主軸であるアルカイダのイラク支部だったISは、シリア内戦と国際社会の分裂をチャンスとして利用し、反乱軍の核心勢力に浮上した。過激なイスラム原理主義で武装したISは、西側が支援したりシリア軍から奪取した武器を利用したりして銀行金庫の奪取、石油密売、人質・拉致事業によって世界で最も裕福なテロ組織になった。ISは強固な資金力と組織力を基に閉鎖的なアルカイダも支離滅裂になったタリバンに代わり、極端テロ組織に変貌することに成功した。イスラム人たちは西欧の二重定規に怒り、挫折する。ISのヨルダン操縦士の火あぶりにあらゆる非難を出しながら、イスラエル攻撃で亡くなった3歳のパレスチナ少女の死は埋もれてしまい注目されない。また過去10年間余りの米国のイラク戦争以後22万人以上の民間人が犠牲になったが、西欧の報道機関にこうしたニュースはあまり載らなかった。家族の不当な死に必ず復讐(インティカム)するというアラブ部族の伝統が数百万人の極端な憎しみの勢力と復讐文化を内包した一つの要因だという事実を認識しなければならない。弱り目にたたり目で過去5年間のシリア内戦でも25万人ほどの民間人犠牲者が発生し、シリア人口の半分にあたる1100万人以上が難民になった。1次的な責任は自国民を虐殺したアサド政権にあるが、反乱軍を支援した米国や欧州も責任から逃れられない。ISは、アラブ人の反米感情と西欧の二重定規に便乗して勢力を伸ばしている。
<仏テロ>ISなくしても別の怪物出てくる…怒り・差別の種なくせ(2)

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