「コリアブランドパワー、経済力に及ばないのが残念」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.28 16:57
--PSYのような現象が国家ブランドにどれほど役立つのか。
「もちろんプラスの効果が多い。 PSYの『江南スタイル』のため、江南がソウルより有名になるという声も出ているほどだ。 しかしPSYの人気が上がったからといって、国格が自ずと上がるわけではない。 PSYのおかげで韓国を見る窓が一つ追加で開かれたということに意味があると考える」
--国家ブランド事業で最近、力を注いでいることは。
「韓流が急速に広がり、韓国を嫌悪する嫌韓感情が生じているのも事実だ。 韓国の若者が世界に出る際、不利な条件なく堂々と競争できるようにすることも、ブランド委員会が重要視していることだ」
--文化部など政府部処がこうした役割を果たせそうだが。
「国家ブランド事業というものは一つの部処が担当することではない。 全体的なものを見なければならないが、特定の部処が担当すればその意味が薄れる。 文化界やNGO(非政府機構)など幅広く関連している。 またネガティブ(嫌韓)への対応も重要だが、こういうものは全体的な視点で見なければならない」
現在、大統領職引き継ぎ委員会で大統領直属委員会改編作業を行われていることに関し、具委員長は「最終的な結論がどう出るにしても、国家ブランド強化のための機能は維持されることを望む」と述べた。
「コリアブランドパワー、経済力に及ばないのが残念」(1)