－－今回の事件は朴大統領には悪材料では。

「そうだ。虚偽文書を公式文書化するというのは陰湿な攻撃レベルを越えて、政権の転覆だ」

－－趙前秘書官はパク・グァンチョン警正（警視正）に「朴志晩（パク・ジマン）ＥＧ会長関連の業務では私をずっと支えなければいけない」と話したという。

「朴会長と趙前秘書官が親しいことはみんな知っている事実だ」

－－ ３人と趙前秘書官の間の権力争いなのか。

「私は今回の問題の核心はそれだと考えている。朴会長も今、思わぬ形で介入している。朴会長の周囲が虚偽情報と虚偽文書を与えたため、朴会長が（チョン氏が誰かに朴会長を尾行させたという疑惑について）直接調べたのではないのか。その間、納得できないことが多かったが、黙っていた。なぜなら朴会長が介入していたからだ」

－－どのように介入したということか。

「時事ジャーナル問題（チョン氏の朴会長尾行説を扱った３月の時事ジャーナル報道）も朴会長の口から出たということではないのか。それなら直接、間接的に朴会長が介入しているということだ」

－－今回も朴会長が関係していると考えているのか。

「それは分からない。なのになぜ今回も趙前秘書官とパク警正かということだ。それが問題だ。今回は確実に調べなければいけない」

－－検察の捜査を控えている。

「だから（尾行説、文書流出、３人の人事介入説、朴会長介入説など）すべてを持って（検察に）入らなければいけない。私が李在万秘書官に『世間にもう秘密はない。何か隠していることがあるのか。なぜずっとこのような問題が民政で起きるのか』と話した。パク警正と電話をすると、繰り返し上のラインを話した。検察の捜査で明らかになるだろう」


チョン・ユンフェ氏「趙応天秘書官は私を青瓦台側近３人の首長と考えている」（１）