台風14号が予想より速く北上、ソウル通過時には風速31メートル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.30 09:39
台風15号は29日に消滅したが中国人船員の不明・死亡者15人を含め25人の人命被害を出した。15号に続き今度は台風14号が韓半島に接近している。台風14号は予想より速い速度で北上し、30日午後9時にはソウル南南東90キロメートル付近を通過する予定だ。この時も中心部の最大風速は31メートルに至る見通しで、15号の時に内陸部で感じた強風に劣らないものと予想される。特に夜間に通過するだけに安全事故などに徹底した備えが必要だ。
気象専門家らはこのように2日間に連続で台風が韓半島を通過するのは極めて異例だと説明する。だが、台風の海である北西太平洋では珍しくない。7月末にも連続した台風として9号と10号があった。14号は超強力台風の15号のため台湾西方1000キロメートル付近まで飛ばされた後、反時計周りに1回転した後に再び北上している。2つの台風が互いに作用する「藤原効果」のためだ。