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「今年営業利益30%減」…トヨタ節約戦略

2008.05.10 19:55
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渡辺社長「カラーコピーするな」

「私が若いころには鉛筆が短くなれば別の鉛筆と輪ゴムで縛って最後まで使ったものだが…」--。

 
8日、東京で決算発表会を開いたトヨタ自動車の渡辺捷昭社長(67)の最後の発言は「節約精神」だった。過去最大の売上と営業利益実績を発表したおめでたい席だったはずだが、この日の社長の表情は終始こわばっていた。

この日、同時に発表した今年の予想実績数が悪かったからだ。円高と原資材が上昇、米国景気下落という“3重苦”で、今年の売上は4.9%、営業利益は29.5%減るものと見込まれた。したがって“乾いた雑巾から水を搾り取る”トヨタ式経費節減に戻らなければならないというのが、この日の渡辺社長の結論だった。トヨタは1970年代の石油ショック当時、余計なものは除くいわゆるトヨタ方式で危機を乗り越えた。

渡辺社長は「社内会議の資料がいつからかカラーが多くなった」とし「これからは私がこれ(カラーコピー)を絶対使えないようにする」と強調した。また「記者会見資料も派手すぎる」とし、不必要な作業を大幅に減らせと指示した。渡辺社長は愛知県トヨタ市で生まれ、64年に入社、一線で活躍した海千山千のトヨタマンだ。調達担当副社長時代には主要173部品の原価を平均30%節減し、トヨタ内部さえびっくりさせた主人公だ。

社長は「トヨタが生産するスポーツ実用車(SUV)は10種を超え、年間販売台数が100万台に達する。ところが車種別に座席4カ所の取っ手がすべて違っていた。研究所と協力企業が共同研究し、これを一つに統一したら取っ手生産費を60%節減することができた」と当時を回顧した。「経費・原価節減の可能性は無限大」という言葉を常に強調する。2005年、社長に就任した後にも「不必要な人件費がかかる」とし、会社で支給する車をやめ、自分の乗用車であるレクサスを自ら運転して出勤する。節約精神が身についた彼の目には「実績が好転して会社が大きくなると、組職の雰囲気が緩んでいった」と映ったのだ。

渡辺社長はまず部・次長職級に認めていた新幹線特室利用を禁止した。続いて系列社の豊田自動織機に75項目の経費節減詳細リストを整理するようにした。出張費から事務用品、消耗品に至るまで徹底的に節約するというのだ。この中にはトイレの紙の節約も入っている。

一方、トヨタの今年度の実績が良くないものと予想されると9日、東京証券市場の日経平均株価は前日終値比287円92銭(2.06%)安の1万3655円34銭で取り引きを終えた。

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